10. 冬の夜(ふゆのよる)

文部省歌

歌詞

燈火(ともしび)ちかく 衣(きぬ)縫う母は

春の遊の樂しさ語る

居並ぶ子どもは 指を折りつつ、

日數(ひかず)かぞえて 喜び勇む。

囲炉裏(いろり)火はとろとろ、

外は吹雪。


 

囲炉裏のはたに繩なふ父は

過ぎしいくさの手柄を語る

居並ぶ子どもは ねむさ忘れて、

耳を傾け こぶしを握る。

囲炉裏火はとろとろ、

外は吹雪

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